寺川が１００背で日本新／ジャパ・オープン第１日

女子１００メートル背泳ぎ決勝　日本新で優勝し、ガッツポーズで喜ぶ寺川綾

　競泳のジャパン・オープン第１日は２５日、東京辰巳国際水泳場で行われ、女子１００メートル背泳ぎはロンドン五輪代表の寺川綾（ミズノ）が、４月の日本選手権で出した日本記録を０秒０２更新する５９秒０８で快勝した。

　同五輪代表が出場した８種目を制した。２００メートルバタフライの男子は松田丈志（コスモス薬品）が１分５４秒６９で、女子は星奈津美（スウィン大教）が２分７秒４５で勝った。男子１００メートル背泳ぎは入江陵介（イトマン東進）が５３秒３０で優勝した。

　女子１００メートル平泳ぎは鈴木聡美（山梨学院大）が１分８秒０７で制し、１５歳の渡部香生子（ＪＳＳ立石）は０秒２２差の２位。男子１００メートル平泳ぎは立石諒（ＮＥＣグリーン）が１分０秒４５で勝ち、北島康介（日本コカ・コーラ）は出場していない。

　▼立石諒の話　全体的にいまいち。１００メートルはまだ（五輪で）メダルを狙えると思っていないし、世界は甘くない。本番までにメダル狙うと言えるようにしたい。

　▼渡部香生子の話　１分７秒台が出ず残念だが、後半にスピードを上げることができたので良かった。５０メートルも２００メートルも、ロンドン五輪につながるいいレースをしたい。