遼 予選落ちにうつむき気味で目潤ませる

[ 2012年5月11日 20:03 ]

第2日、通算3オーバーで予選落ちした石川遼
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日本プロ選手権日清カップ第2日

(5月11日 栃木県烏山城CC=7193ヤード、パー72)
 最終18番でパーパットを沈めてギャラリーから拍手を受けても、応える余裕はなかった。競技後は終始うつむき気味で目を潤ませた石川は、ショット、パット、精神面で、いずれも本来の姿を取り戻せなかった。

 悩み続けたパットで今大会、通常とは逆に右手を上に握るクロスハンドを試した。ショットを修正するため、第2ラウンドからはアイアンを替えた。そんな工夫も好結果につながらなかった。

 予選通過ラインを意識したであろう17番(パー5)は、林越えを狙った1打目を大きく右へ曲げた。攻めの姿勢が無理を招く悪循環。「やらないといけないことがいっぱいある。悔しい経験になりました」と元気がなかった。

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2012年5月11日のニュース