石川遼「久しぶりに散々だった」予選落ちの危機

[ 2012年5月11日 06:00 ]

日本プロ選手権第1日、6番グリーン上で沈みかけの西日を浴びる石川遼

日本プロ選手権日清カップヌードル杯第1日

(5月10日 栃木・烏山城CC=7193ヤード、パー72)
 石川が予選落ちの危機に立たされた。9番を残して日没サスペンデッドとなり、クラブハウスに戻ってくるや暗がりの中でパット練習を開始。さらに、我慢しきれぬ様子でアプローチ練習場で父・勝美氏のアドバイスを受けながら素振りを繰り返した。「乱れに乱れた。久しぶりに散々だった」という言葉通りの一日だった。

 「締まりのないスイングでボールをなでてしまっていた」と右へのミスショットが目立ってチャンスをつくれない。ガッツポーズを見せるほど会心のティーショットを放った17番パー5では、2オンした後にまさかの3パットで結局パー。握りをクロスハンドに変えたパッティングも、ショットのミスを補うには至らなかった。練習後にはさばさばとした表情で「あしたは朝からいいスイングをして第2ラウンドはいいプレーをしたい」と残り19ホールでの挽回を誓った。

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