五輪決めたシンクロ代表が帰国 小林主将「もっと成長を」 

[ 2012年4月24日 18:21 ]

チーム、デュエットの五輪出場枠を獲得し、笑顔でメダルを手にするシンクロナイズドスイミング日本代表の小林千紗主将ら(前列中央)

 シンクロナイズドスイミングのロンドン五輪世界最終予選でチーム、デュエットの出場枠を獲得した日本代表が24日、ロンドンから成田空港に帰国し、主将の小林千紗(井村シンクロク)は「ここからがスタート。もっと成長したい」と約3カ月後の五輪へ意欲を口にした。

 チームはライバルのウクライナに競り勝って3位でなんとか切符を取った。メダル争いは厳しい状況で、花牟礼雅美チームリーダーは、水から浮き出る高さの不足などを課題に挙げ「五輪ではワンランクアップした日本を見せたい」と述べた。

 デュエットをけがの影響で欠場したエースの乾友紀子(井村シンクロク)について、花牟礼チームリーダーは「五輪で外れることはない」と起用を明言。5月の日本選手権後に、最終予選に出場した小林と酒井麻里子(東京シンクロク)のどちらかを代表に決め、乾と組ませる考えを明らかにした。

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2012年4月24日のニュース