五輪切符獲得へ　岐阜で２５日から最終予選

試合会場で調整するホッケーの日本女子

　ホッケーのロンドン五輪世界最終予選は２５日、岐阜県グリーンスタジアムで開幕する。男女ともに６チームが出場して１回戦総当たりの１次リーグを行い、上位２チームによる決勝の勝者が五輪出場権を獲得する。日本女子は３大会連続出場、男子は１９６８年メキシコ五輪以来となる４４年ぶりの出場を目指す。

　２４日は男女ともに試合会場で調整。世界ランキング９位で出場国最上位の日本女子はオーストリアとの１次リーグ初戦を翌日に控え、セットプレーの確認や紅白戦で汗を流した。山本由佳理主将（ソニー）は「内容と結果の両方を求めたい」と意気込み、安田善治郎監督は「心配な選手が何人かいたけど、動きが良くなってきている」と仕上がりに満足そうだった。

　世界ランク１５位の日本男子は、２６日の初戦で世界２３位のチェコと対戦する。