高梨は6度目の2位/W杯ジャンプ女子最終戦

[ 2012年3月9日 23:49 ]

ジャンプ女子で2位となり、表彰式で喜ぶ高梨沙羅

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は9日、オスロで最終の第13戦(HS106メートル、K点95メートル)を行い、3日の第11戦で初優勝した15歳の高梨沙羅(北海道・上川中)は1回目に100・5メートル、2回目に最長不倒の108メートルを飛び、合計250・7点で今季6度目の2位だった。

 サラ・ヘンドリクソン(米国)が104メートル、99メートルの254・1点で今季9勝目を挙げ、1169点で総合優勝した。高梨は639点で総合3位。

 伊藤有希(北海道・下川商高)はこの日9位、渡瀬あゆみ(神戸神奈川アイクリニック)は23位、葛西賀子(日本空調)は24位だった。

 ▼高梨沙羅の話 1回目は力が入って突っ込みすぎたけど、2回目はタイミングも合って、しっかり自分のジャンプができた。今季は好調で自分でもびっくりしている。1回、W杯で勝てたのはとてもうれしい。

 ▼渡瀬あゆみの話 最悪の風だったけど、ジャンプの流れは悪くない。W杯で戦う大変さ、難しさを感じた。次につなげたい。(共同)

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2012年3月9日のニュース