スエマエ、韓国ペアに敗れる 田児は8強進出

[ 2012年3月9日 10:08 ]

 バドミントンの全英オープンは8日、英国のバーミンガムで各種目の2回戦を行い、女子ダブルスで末綱聡子、前田美順組(ルネサス)は韓国ペアに、松尾静香、内藤真実組(パナソニック)は香港ペアに敗れた。

 男子のシングルスで田児賢一(NTT東日本)が山田和司(日本ユニシス)を破って準々決勝に進出し、佐々木翔(トナミ運輸)はインドネシア選手に敗れた。ダブルスの平田典靖、橋本博且組(トナミ運輸)はドイツのペアに勝ち、8強入りを決めた。

 女子シングルスでは、昨年の大会で準優勝した広瀬栄理子(パナソニック)のほか佐藤冴香(日体大)や後藤愛(NTT東日本)が敗退した。

 ▼末綱聡子の話 自分たちが決める形をつくることができず、連続失点で相手に勢いを与えてしまった。力を出し切れば、結果は付いてくると思う。

 ▼前田美順の話 チャンスは多かったが、詰めきれなかった。そこが今の実力かもしれないが、(五輪出場へ向けて)やるしかない。

 ▼松尾静香の話 自分の仕事をしっかりできなかったのが残念。レシーブが悪かった。(ロンドン五輪出場権争いは)プレッシャーになるのも嫌なのであまり考えないようにしている。

 ▼内藤真実の話 何度もチャンスがあったのに、自分たちのミスで終わってしまった。(ロンドン五輪出場権は)自分たちが勝つか負けるか次第。残りの試合を(松尾と)2人で頑張りたい。

 ▼田児賢一の話 良くも悪くもなかった。勝ったのが一番よかった。自分のパフォーマンスをするだけでは駄目。持っているものを出せば良いという程度でやるとプラスにならない。自分に厳しくやっていきたい。

 ▼佐々木翔の話 体が重く、ペースをつかめなかった。勝つにこしたことはないが、今はプレーと気持ちの全ての部分で(ロンドン)五輪を見据えてやっている。

 ▼平田典靖の話 調子は良かった。ここまでくると強い選手ばかり。自分の力を出し切りたい。

 ▼橋本博且の話 一つ前の大会でも勝った相手だったので、自信を持っていた。全英でベスト8に入ったのは初めて。自分の力を試してみたい。

 ▼広瀬栄理子の話 体が動きにくかった。世界で勝たないと意味がないと思っている。五輪は現実的には厳しい状況だが、調子は上がっているので出場目指して頑張りたい。(共同)

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2012年3月9日のニュース