斉藤愛璃、人気急上昇!ファンの“V予想”9倍に

[ 2012年3月9日 06:00 ]

プレー中、明るく笑顔を振りまく斉藤愛璃

 女子ゴルフの国内初戦でツアー初優勝を果たした美人プロ斉藤愛璃(22=程ケ谷CC)の人気がうなぎ上りだ。ヨコハマタイヤPRGRレディース(高知・土佐CC)は9日に開幕するが、日本女子プロゴルフ協会が公式サイト上で行う今大会の「優勝予想クイズ」では前週の9倍の票を集めた。1988年のツアー制度施行後史上3人目の初優勝からの2週連続Vに挑む。

 話題の新星の周辺が騒がしい。女優の田中麗奈似との声もある美人プロ斉藤。開幕戦の優勝と、そのルックスが評判を呼び、知名度が一気にアップしたことが数字になって表れた。

 日本女子プロゴルフ協会は公式サイト上で大会ごとに「優勝予想クイズ」を行っている。予想が当たったファンには、抽選で10人に優勝者のサイン色紙が贈られるというものだ。斉藤は前週7票で32番人気だったのが、今週は、8日午後4時で9倍の63票。ランキングも飯島茜と並ぶ6番人気へと急上昇した。上位にはシード常連選手が並んでおり、今季がツアー本格参戦初年度の“新顔”がこの位置にランクインするのは異例。注目の高さが浮き彫りになった。

 斉藤自身もフィーバーを実感している。「お花をたくさんいただいて、(神奈川県厚木市内の)自宅がお花屋さんになりました。メールは150件近く届きました。いろんな方から連絡をもらい、親戚が増えました」とうれしい悲鳴だ。取材依頼も10件近く舞い込んでいる。周囲の熱の高まりに応えるべく、斉藤は公式ブログの開設にも意欲を見せた。

 この日はプロアマ戦に出場し「グリーンが難しい。速い」と、前週の高麗芝からベント芝になったグリーンへの対応に頭を悩ませていた。初日は横峯と同組。「凄くいい経験になると思う」と目を輝かせる。過去2人しかいない初優勝からの2週連続優勝に挑戦するが「変わらずマイペースで」と、自然体を貫く。

 ≪初優勝から連続Vは過去2人≫1988年のツアー制度施行後、初優勝から2週続けて優勝した選手は2人いる。90年宝インビテーショナル、富士通レディースを制した西田智慧子と、05年シャトレーゼ・クイーンズ杯、スタンレーレディースを制した表純子。

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