五輪ボート選考やり直し 4月に再レース実施へ

[ 2012年3月5日 21:20 ]

 日本スポーツ仲裁機構からロンドン五輪アジア予選の男子軽量級ダブルスカルの代表選考やり直しを命じられた日本ボート協会が、4月6日に再レースを実施して代表を決める方針を固めたことが5日、関係者の話で分かった。

 昨年11月の最終選考会で補欠に回され仲裁を申し立てた武田大作(ダイキ)が浦和重(NTT東日本東京)とペアを組み、代表を取り消されたペアと対戦する。埼玉県の戸田漕艇場で3レースを行い、先に2勝した方を代表に選ぶという。

 仲裁機構は選考方法を途中で変更するなどした協会に「著しく合理性を欠く」として結果の取り消しを求めた一方、再選考の方法については協会に委ねていた。これに対し武田は、一度は代表に選ばれ強化合宿をしてきた選手との対戦は「公平に反する」などと再レースに反対している。

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2012年3月5日のニュース