男子は進友会が5度目のV 女子マドラーズ6連覇

[ 2012年3月5日 06:00 ]

<全日本綱引選手権男子>優勝した進友会

 2012全日本綱引選手権大会(スポーツニッポン新聞社など後援)が4日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で開催された。ライトミドル級(8人の合計体重が600キロ以下)で行われた男子は、進友会(長野)が2年ぶり5度目の優勝。女子ライトフェザー級(同500キロ以下)はマドラーズ大阪(大阪)が6連覇の偉業を達成した。大会の模様はNHKBS1で10日午後5時から放送される。

 <進友会 猛練習の成果発揮>昨年の雪辱を果たした。同大会の準々決勝で敗れた金沢レスキュー隊は勢いに乗って優勝。横内健仁監督は「あの悔しさを忘れないで、物凄い練習をしてきた」と振り返った。ただ、金沢レスキュー隊は2月の世界選手権に出場した関係で今大会を欠場しただけに、本当の意味でのリベンジは果たせていない。同監督は「来年は勝って連覇を目指します」とかぶとの緒を締めていた。

 <マドラーズ大阪 新戦力がマッチ>前人未到の6連覇となったが、いつもの年とは少々違った優勝だった。主婦中心のメンバーということもあり、出産やケガなどで昨年のメンバーから3人が抜け、新メンバーが加入。妊娠10カ月のため、今年はトレーナーとして同行した山直朋子さんは「新しい3人がきっちり自分の役割をこなしてくれた結果」と高く評価していた。

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