マキロイ　初の世界１位！２２歳は史上２番目の若さ

　４日に終了した米男子ゴルフツアーのホンダ・クラシックで新鋭のロリー・マキロイ（英国）がタイガー・ウッズ（米国）の猛追をかわして優勝し、世界ランキングで初めて１位に立った。２２歳での世界一は、１９９７年に２１歳で１位となったウッズに次ぐ史上２番目の若さ。ＡＰ通信によると、マキロイは「リードして迎えた最終ラウンドを１アンダーで回れたのは非常に良かった。何とか仕事をやり遂げられた」と解放感に浸った。

　前週のアクセンチュア世界マッチプレー選手権でも優勝すれば世界１位になれる位置にいたが、決勝で敗れた。今大会は２位に２打差をつけて迎えた最終日に精神力の強さを発揮した。

　先に回ったウッズが最後の１８番でイーグルを奪った時点でリードはわずか１打に縮まった。だが、マキロイは１３番のバーディーで再びリードを２打に広げると、１５、１７番はバンカーに打ち込むピンチを脱してパーセーブ。「特に１５番と１７番はパーで乗り切る必要があった。今週はショートゲームがずっと良かったけど、今日はそれに助けられたね」と会心の勝利をかみしめた。