「世界と比べられるいい機会」酒井 目標は初メダル

[ 2012年3月5日 11:03 ]

羽田空港を出発するスピードスケート・ショートトラック女子の酒井裕唯

 スピードスケート・ショートトラックの世界選手権(9日開幕・上海)日本代表が5日、羽田空港を出発し、今季のワールドカップ(W杯)女子1000メートルで日本人初の総合優勝を果たした酒井裕唯(岐阜ク)は「世界と力を比べられるいい機会。メダルを狙っていきたい」と自身初の表彰台を目標に掲げた。

 英国で開催された前回大会は、開幕日に東日本大震災が起きて「試合どころではなかった」と振り返る。今季急成長した24歳の新エースは「リレーはチームワークも良くなっているので、上位を目指したい」と話した。

 男子で全日本選手権総合3連覇の高御堂雄三(トヨタ自動車)は得意の1500メートルで「まずは決勝に残ること。そうすればメダルのチャンスも生まれる」と意気込んだ。

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2012年3月5日のニュース