4季ぶり頂点へ 富士通、リーグ1位のJXに先勝!

[ 2012年2月19日 06:00 ]

<JX・富士通>第2クオーター、シュートを放つ富士通・篠原。左はガードするJX・山田

Wリーグプレーオフ準決勝 富士通72―61JX

(2月18日 秋田県立体育館)
 第1戦を行い、4季ぶりの優勝を目指す富士通(レギュラーシーズン4位)が72―61で、4連覇を目指すJX(同1位)に先勝した。初優勝を狙うトヨタ自動車(同2位)はデンソー(同3位)に52―47で競り勝った。富士通、トヨタ自動車は19日の第2戦に勝てば決勝進出が決まる。

 富士通は1メートル84のセンター篠原が17得点、9リバウンド。ゴール下で存在感を示したホープは「出だしから自分たちのペースを保てたのが良かった」と笑顔を振りまいた。昨年1月の全日本総合選手権で右アキレス腱断裂。それでもコート外から研究を怠らず、復帰までの約8カ月で「自分のやるべき仕事が見えた」という。今季の活躍でロンドン五輪世界最終予選の日本代表候補にも選出された。岡里監督は「以前と違って、ここ一番の場面で自分から点を取りに行くようになった」と成長を認めた。

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2012年2月19日のニュース