岩木山 涙の断髪式 白鵬ら250人がはさみ

[ 2012年1月29日 06:00 ]

父・寿幸さん(右)に声をかけられ感極まる元岩木山の関ノ戸親方

 大相撲の10年秋場所で引退し、年寄「関ノ戸」を襲名した元小結・岩木山(35=本名・対馬竜太)の断髪式が28日、東京・両国国技館で行われ、白鵬ら約250人がはさみを入れた。

 昨年5月に予定されていたが、八百長問題で延期。それでも約7割のチケットが売れ、師匠の境川親方(元小結・両国)の止めばさみで大銀杏(おおいちょう)を切り落とされた際には「我慢できなかった」と大粒の涙を流した。今後については「目先の勝ち負けだけでなく内容にこだわる力士を育てたい」と部屋付親方として抱負を語った。

続きを表示

この記事のフォト

2012年1月29日のニュース