上田春佳が女子１００メートル自由形で日本新！

競泳の東京都選手権の女子１００メートル自由形で日本新をマークした上田春佳

　競泳の東京都選手権最終日は２９日、東京辰巳国際水泳場で行われ、昨年の世界選手権代表だった上田春佳（キッコーマン）が女子１００メートル自由形で５４秒３３の日本新記録をマークして優勝した。山口美咲（近大）が高速水着禁止前の２００９年新潟国体で出した従来の記録、５４秒４３を更新し「自己ベストが出ると自信になる」と話した。

　上田は２２日の東京都北部ブロック公認記録会で自由形３種目の短水路日本記録を更新したばかり。ロンドン五輪の代表選考会となる４月の日本選手権では１００メートルで５４秒０７、２００メートルで１分５７秒１５の五輪派遣標準記録突破を目標に掲げ「圧倒的な強さで勝ちたい」と意気込んだ。

　女子１００メートル背泳ぎは寺川綾（ミズノ）が５９秒５８、同１００メートルバタフライは加藤ゆか（東京ＳＣ）が５７秒９８の好記録で勝った。男子２００メートル平泳ぎにオープン参加した山口観弘（志布志ＤＣ）が２分１０秒８２の高校新を出した。