重友梨佐 独走で五輪へ 福士加代子 惨敗で雪辱ならず

[ 2012年1月29日 14:33 ]

ロンドン五輪代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンで初優勝、2時間23分23秒でゴールする重友梨佐

 ロンドン五輪の代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンは29日、長居陸上競技場発着で行われ、国内初のマラソンの重友梨佐(24=天満屋)が日本歴代9位となる2時間23分23秒で優勝。五輪代表に大きく前進した。

 優勝候補の福士加代子(29=ワコール)は26キロ過ぎに優勝争いから脱落。4年前同マラソンで19位に終わり、雪辱を期したが、途中失速で9位雪辱はならなかった。3位には昨年の世界選手権代表の野尻あずさ(29=第一生命)が自己ベストの2時間24分57秒で入った。

 15キロ過ぎで4人いたペースメーカーが1人に減る速いペース中、福士、野尻、重友の3人がトップ争いを展開。20キロ過ぎで野尻が脱落。26キロ過ぎに福士のスピードが落ち、次第に離され、後は重友の独走となった。

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2012年1月29日のニュース