福見「挑戦者のつもり」も王座奪回誓う

[ 2011年8月1日 18:08 ]

 柔道の世界選手権(23~28日・パリ)に出場する女子日本代表が1日、北海道釧路町で強化合宿を公開し、48キロ級で一昨年の覇者、福見友子(了徳寺学園職)が「挑戦者のつもりで闘うが、金メダルが目標なのは変わらない」と王座奪回を誓った。

 昨年末から腰痛などに悩まされた福見は、体調も回復。実戦形式の乱取りを精力的にこなした。昨年の世界選手権は決勝でライバルの浅見八瑠奈(コマツ)に惜敗し「追う立場になった。今回はロンドン五輪に向けて大きな意味がある」と闘志をにじませた。

 70キロ級で昨年銅メダルの国原頼子(自衛隊)は「最後まであきらめず、攻め続ける柔道で優勝したい」と力強く話した。

 7月29日から始まった合宿は5日まで行われる。

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2011年8月1日のニュース