日馬富士 モンゴルの相撲人気低下に「寂しかったね」

[ 2011年8月1日 17:04 ]

母国モンゴルから再来日した大関日馬富士

 大相撲名古屋場所を14勝1敗で制し、9月の秋場所に綱とりを懸ける大関日馬富士が1日、けがの治療も兼ねて帰っていた母国モンゴルから成田空港着の航空機で再来日した。

 左膝や右足首などの故障回復を目指し、ホジルトの温泉施設で5日間療養。効果について「稽古とかトレーニングをやってみないと分からないけど、楽しみだね。明日(2日)から稽古するよ」と、前向きだった。

 ただ、12場所ぶりの優勝でも、故郷の盛り上がりがいまひとつだったという。本人によると、春場所が中止となり、5月の技量審査場所もテレビ中継がなかった影響などで、モンゴルで大相撲中継を見る人が減っている。「自分の優勝を知らない人もいた。寂しかったね」と、苦笑いだった。

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2011年8月1日のニュース