美香 通算5アンダー14位!ヤニ・ツェンが連覇

[ 2011年8月1日 00:30 ]

最終ラウンド、8番でパットをピンそばにつけ、声援に応える宮里美香

 女子ゴルフのメジャー最終戦、全英リコー女子オープンは31日、英スコットランドのカーヌスティ・リンクス(6490ヤード、パー72)で最終ラウンドを行い、22歳のヤニ・ツェン(台湾)が69で回り、通算16アンダーの272で優勝、メジャー大会となった2001年以降で初となる大会2連覇を達成した。

 6月の全米女子プロ選手権に続く今季メジャー2勝目で通算5勝目、ツアー通算9勝目で賞金39万2133ドル(約3千万円)を獲得した。

 宮里美香は73で回り、通算5アンダーの283で14位だった。上田桃子は73で、通算3アンダーで22位。71の茂木宏美は通算1オーバーの43位、72の佐伯三貴は4オーバーで59位で終えた。

 首位と4打差の2位はブリタニー・ラング(米国)。さらに1打差の3位はソフィー・グスタフソン(スウェーデン)だった。

 ▼宮里美香の話 すごく1日が長く感じた。スコアは伸ばせなかったが、ナイスカムバックができた。本当に良かった。上がりの3ホールでやっと自分本来のゴルフができた。メジャー4試合でいい成績が残せたのは今後につながる。

 ▼茂木宏美の話 前日よりティーショットが良くなった。前半はチャンスを生かせなかったが、後半は伸ばせた。悔いは残したくなかったので、うれしい。ゴルフが楽しいとあらためて思った。すごくいい勉強になった1週間だった。

 ▼上田桃子の話 パー5で毎日しっかりとバーディーが取れたのは良くなったところ。体も技術も良くなってきている。リズムとか緊張感とか心の面を自分でコントロールできれば、もう一つ上に行けると思う。(共同)

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2011年8月1日のニュース