松山、６位で堂々ベストアマ「自信になります」

ベストアマを獲得した松山（右）は表彰式で池田と笑顔

サン・クロレラ・クラシック最終日

（7月31日 北海道小樽市　小樽カントリー倶楽部＝７４７１ヤード、パー７２）
　風が強まり、スコアメークに苦しむ選手が多い中、アマチュアの１９歳が耐えしのいだ。松山が２バーディー、２ボギーで回り通算８アンダーで６位に入り、今大会のベストアマを獲得した。「先週（セガサミーカップ）は予選落ちをして悔しい思いをした。この難しいセッティングでトップ１０に入り自信になります」

　マスターズで予選突破し、２７位でベストアマに輝いた後も努力を続けている。左右のバランスを取るため、利き腕とは違う左手で箸を持って食事をするなど普段の生活もゴルフのための“トレーニング”にあてている。

　３位に入った昨年の日本オープンに続く２度目のトップ１０入り。初日４位で飛び出した同大会と違い今大会は３日目に６４を出して急浮上。「爆発できたことは良かった」と成長を感じていた。

　今後はユニバーシアード夏季大会（１２日開幕、中国・深セン）、日本学生選手権（２３日開幕、三重・スリーレイクスＣＣ）などアマの試合に出場。プロツアーは日本オープン（１０月１３日開幕、千葉・鷹之台ＣＣ）のほか、三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズ（１１月１０日開幕、静岡・太平洋クラブ御殿場Ｃ）からの３試合へ出場を検討している。