日本選手権初Vの中部電力 筋力アップの練習公開

[ 2011年6月14日 18:32 ]

公開練習で「ピラティス」に取り組む、カーリング女子中部電力主将の市川美余(手前)ら

 カーリング女子で2月の日本選手権を初制覇した中部電力が14日、長野県軽井沢町のトレーニング施設で練習を公開した。男子のような力強さを身につけるため、4月から本格導入した肉体を芯から鍛えるエクササイズ「ピラティス」などで約3時間半、汗を流した。

 今季から主将を務める市川美余(21)は「ズボンのウエストがゆるくなり、太ももがきつくなった」と効果を実感している様子。新たに外部から栄養指導を受け、既に氷上練習も開始するなど強化は着々と進んでいる。

 今季は日本代表として、11月に最大の目標となるパシフィック選手権に臨む。上位2位までに、ソチ五輪出場権につながる世界選手権の出場権が与えられる大切な大会。長岡はと美コーチは「五輪に向けた糧にしたい」と大舞台を見据えた。

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2011年6月14日のニュース