今田 今季自己最高タイの3位に!

[ 2011年6月14日 06:00 ]

 USPGAツアーのセントジュード・クラシック最終日は12日、米テネシー州メンフィスTPCサウスウインド(7244ヤード、パー70)で行われ、今田竜二(34=フリー)が今季自己最高タイの3位に食い込んだ。12位から出て5バーディー、1ボギーの66で通算8アンダー。同じく3位だった2週前のバイロン・ネルソン選手権に続く好成績で、来季のシード権を確実にした。ハリソン・フレーザー(39=米国)が通算13アンダーで並んだロベルト・カールソン(41=スウェーデン)とのプレーオフを制してツアー初優勝を飾った。

 確かな復調の手応えを感じながら、今田が再び3位に入った。1番で4メートルのチャンスを沈めてバーディー発進すると、その後も安定感のあるプレーぶり。12番パー4で2打目をグリーン奥のクリークに落としてボギーとしたが、スコアを落としたのはここだけだった。

 最終ホールまで優勝を争ったバイロン・ネルソン選手権に続く3位で、パットに悩んで予選落ちが続いていた前半戦の不振は払しょくした。年間獲得賞金はこの1カ月で60万ドル(約4830万円)以上、上積みして来季の賞金シードも確実なものにした。私生活では香苗夫人が第1子を妊娠しており、11月には父親になる予定。今週の全米オープンは残念ながら予選会を通れなかったが、ツアー2勝目に向けて貪欲に優勝を狙える状況が整いつつある。

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2011年6月14日のニュース