遼くん 難コース攻略へショット重視

[ 2011年6月1日 17:53 ]

 男子ゴルフの国内三大大会第2戦、ツアー選手権シティ杯宍戸の開幕前日の1日、初の三大大会優勝を目指す石川遼(パナソニック)ら出場選手が会場の茨城県宍戸ヒルズCC(7317ヤード、パー71)で最終調整を行った。

 9ホールをプレーした石川遼は、ティーショットで特注のロングアイアンの「0番アイアン」も使用した。「3番アイアンの延長線上で刻む方が、スプーンで打つより安心感がある」。深いラフからはグリーン上で球が止まりにくい難コース攻略へショットの精度を重視する方針を説明した。

 全米オープン選手権出場資格を得るため、現在61位の世界ランキングを上げたい池田勇太は「この試合に勝つことしか頭にない」と意気込んだ。昨年大会で2度目の優勝を飾った宮本勝昌は、東日本大震災で被災した茨城県の水城高出身。「いいプレーをして、茨城は元気ですと発信していきたい」と話した。

続きを表示

2011年6月1日のニュース