文科省、改革への姿勢を評価 角界体質に注文も

[ 2011年6月1日 19:39 ]

 日本相撲協会から報告を受けた文部科学省の芦立訓競技スポーツ課長は1日、「一定の取り組みをしていただいた。名古屋場所をやる、やらないの判断は相撲協会が決めることだ」との見解を示したが「不祥事が起きにくい組織に変えるためにガバナンス(統治)の強化をしてもらいたい」と注文も付けた。

 公益財団法人認定への動きを進める相撲協会に対し「こちらは相撲協会が不祥事を起こさないためにどうするかを議論しており、公益財団法人になれるかどうかの議論はしていない。まだそこまでいっていない」と厳しい口調だった。

 組織改革に向けて工程表が提出されたことについては「改革しようという姿勢は持っていると受け止める」と話した。

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2011年6月1日のニュース