NHKが相撲協会の改革評価 本場所中継を前向きに検討

[ 2011年6月1日 18:42 ]

 日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は1日、NHKを訪れ、八百長問題を受けた力士の処分や協会の組織改革などについて、松本正之会長に報告した。

 松本会長は会談後、記者団に「いろいろなことをきちっと積み重ね、改革がかなり進んでいる感じを受けた」と相撲協会の取り組みを評価。その上で、本場所再開時の中継について「われわれもそういう気持ちで見守っている」と述べ、前向きに検討していく考えを示した。

 相撲協会の監督官庁の文部科学省は本場所再開を容認しており、NHKは相撲協会が7月の名古屋場所の開催を正式決定後、中継について判断する。

 八百長問題発覚後、3月の春場所は中止。5月の技量審査場所は「本場所ではない」としてNHKは中継しなかった。

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2011年6月1日のニュース