世界体操東京大会 予定通りの実施を要望

[ 2011年4月16日 06:00 ]

 日本体操協会の渡辺守成専務理事は15日、福島第1原発事故を受けて10月の世界体操選手権東京大会の開催可否を再検討している国際体操連盟(FIG)のグランディ会長に、予定通りの実施を要望してドイツから帰国した。

 「海外では(原発事故の)不正確な情報が独り歩きしている。これも風評被害の一つ」と強い危機感を示した。その上で対応策について「協会で情報を集めて客観的な数値や情報で安全性を示し、海外の理解を得ていく」と述べ、既に内村航平(コナミ)らが動画で開催をPRしている大会公式サイトを活用する意向を示した。

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2011年4月16日のニュース