遼くんも脱帽の高い技術 高山忠が単独首位浮上

[ 2011年4月16日 16:45 ]

第3日、14番でバーディーを決めガッツポーズする高山忠洋

東建ホームメイトカップ第3日

(4月16日 三重・東建多度CC名古屋=7081ヤード、パー71)
 ほとんどの選手が強風に苦しむ中、弾道の高低を操る高い技術で8バーディーを奪取。高山忠が68をマークし、通算7アンダーで10位から単独首位に浮上した。同組で4バーディーだった石川遼が「高山さんに引っ張られた。きょうの感じだと、ちょっとかなわない」と脱帽する迫力のラウンドだった。

 石川から刺激を受けたのは高山忠も同じで「レベルの高いショットを打ってくる。遼君の大ギャラリーにも慣れたので、気後れせずに食らい付いていこうと思った」と何度も観衆を沸かせた。

 今季の目標に「賞金王とインパクトのある優勝」を掲げる高山忠。2005年にプロ初優勝を飾った相性のいい大会で、ツアー4勝目を狙う。

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2011年4月16日のニュース