新生委の島村委員長 八百長処分を評価

[ 2011年4月4日 20:58 ]

 大相撲八百長問題の再発防止策を検討する新生委員会の島村宜伸委員長(元農相)は4日、東京・両国国技館を訪れ、相撲協会が関与者23人を事実上の追放とする厳しい処分を下したことに対し、「予想を上回る、思い切った結論を出した。関係者はみんな驚いただろうが、何よりの先例になった」と評価した。

 7日に会合を開く同委員長は「これからは私たちの仕事。不正行為が起きないよう、一応の案を煮詰めてある」と再発防止への意欲を示した。

 また島村委員長は夏場所開催について「むしろ面白くなる。これほどまでにお相撲さん全員がピリピリする場所はないだろう」と話し、あくまで通常開催を希望した。

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2011年4月4日のニュース