東京での世界体操再検討「強豪国家族が反対の可能性」

[ 2011年4月4日 08:24 ]

 国際体操連盟(FIG)のグランディ会長は3日、東京で10月に予定する世界選手権の開催を5月下旬に再検討すると決めた理由について、複数の有力国が福島第1原発事故による放射性物質の拡散を懸念し、再考を求める文書を提出したためであることを明らかにした。

 同会長は「個人的には東京開催は可能だと思っている」とした上で、事故発生後「いくつかの強豪国から、選手の家族が派遣に反対する可能性がある、などとした文書を送ってきたため再検討を決めた」と説明した。開催の可否は米カリフォルニア州サンノゼで開くFIGの会議で決める。(共同)

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