横審の鶴田委員長「どこかで調査の幕引きを」

[ 2011年3月10日 20:27 ]

 約1時間の会合を終えた横審の鶴田委員長は夏場所開催や八百長問題について思いを述べた。

 ―本場所の再開は。

 「夏場所からやらなきゃ、という感じになってきたというのが僕の心象。理事長は『努力します』と言っていた」

 ―特別調査委員会の調査が難航している。

 「ノーと言ってる人は永久にノーと言うだろう。どこかで幕を引くしかない。18日の調査委で最後になる、みたいなこともチラッと聞いた」

 ―調査の期限は。

 「今月いっぱいで調査を終え、4月に入れば夏場所開催に全力を挙げてほしい」

 ―八百長問題の再発防止策を検討する新生委員会で、維持員に力士の敢闘精神を評価してもらう案も出た。

 「そんなくだらないことはやる必要ない。(評価を)出した人は責任を持てるのか。プロだって分からないのに素人に分かるわけがない」

 ―八百長防止策は。

 「師匠と親方の教育。毎日のように『八百長したら破門だ』くらいのことを言いながら、力士を教育していけばいい」

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2011年3月10日のニュース