「スポーツ権」確立などの基本法案骨子 今月中にも提出

[ 2011年3月10日 06:00 ]

 民主党のスポーツ議員連盟は9日の役員会で、議員立法で国会に提出する「スポーツ基本法案」の骨子をまとめ、大相撲の八百長問題などを踏まえて各競技団体のガバナンス(統治)の強化や、国民にスポーツをする権利を保障する「スポーツ権」の確立を柱に盛り込んだ。

 複数の省庁にまたがるスポーツ行政を一元化する「スポーツ庁」創設は法案の付則に明記する。15日に開く同議連の総会で正式決定し、超党派での提出を目指す。同議連幹部は「政局の混乱で来月に提出がずれ込む可能性もあるが、何とか今月中に提出したい」と述べた。

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2011年3月10日のニュース