遼くん“日本代表”だ!米国、ベネズエラの新星と同組

[ 2011年3月10日 06:00 ]

タイガー・ウッズ(左)の隣でショットの練習を行う石川遼

 10日開幕の世界ゴルフ選手権シリーズ、キャデラック選手権(米フロリダ州、ドラル・リゾート&スパ)の初日と2日目の組み合わせが8日に決まり、石川遼(19=パナソニック)は米国期待のリッキー・ファウラー(22)とベネズエラの新星、ジョナサン・ベガス(26)と同組になった。それぞれが自国の将来を背負う立場にあり、石川も日本代表として闘志を燃やした。

 石川にとって願ってもないペアリングとなった。昨年の米ツアー新人王のファウラーと、1月にベネズエラ人初の米ツアー優勝を成し遂げて母国の国民的スターとなったベガス。「こんなにいい組でプレーさせてもらえると思ってなかった。2人のいいエキスをもらって一緒に上位で戦いたい」。2月の2試合は予選落ち、1回戦負けと振るわなかっただけに、予想外の好待遇を喜んだ。

 ファウラーとは昨年2月のペブルビーチ・ナショナル・プロアマ以来の同組で、ベガスとは初顔合わせ。注目の2人との同組だからこそ、冷静なセルフコントロールは不可欠となる。「海外では人のプレーを意識しすぎて自分のやりたいことができていない。自分のプレー、オリジナリティーを大切にしていきたい」と気合を込めた。英語とスペイン語が飛び交うであろうアウェーの雰囲気に、石川は大和魂で立ち向かう。

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2011年3月10日のニュース