疑惑力士3人、問題発覚前後に紛失、機種変更

[ 2011年2月26日 06:00 ]

大相撲八百長問題

 大相撲八百長問題の全容解明を目指す特別調査委員会は25日、八百長疑惑がかけられている14人に求めた携帯電話の任意提出に応じていない4人のうち3人がいずれも、八百長問題の発覚前後に紛失や機種変更をしたと証言したことを明らかにした。

 1人は八百長問題が発覚した今月2日に紛失。1人は同2日に機種を変更し、もう1人も1月下旬か2月上旬に変えたと説明しているという。特別調査委は変更した新しい携帯電話の提出を促す方針だが、それでは意味がないのは明らか。“証拠隠滅”を図ったと思われても仕方のない状況だが、八百長に関与したと断定することもできず、解決への道のりは険しそうだ。

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2011年2月26日のニュース