王子が延長制し初のリーグ戦1位に

[ 2011年2月21日 06:00 ]

 アイスホッケーのアジアリーグは20日、リーグ戦最終日の3試合が行われ、リーグ1位を懸けた王子-日本製紙は延長1分15秒のFW今のゴールで王子が4-3で勝利。勝ち点76で初のリーグ戦1位を手にした。26日にスタートするプレーオフ準決勝は王子-ハルラ(4位、韓国)日本製紙(2位)-フリーブレイズ(3位)の顔合わせ。個人賞は得点が久慈修平(王子)と田中豪(フリーブレイズ)、アシストが今洋祐(王子)、ポイントが田中豪とすべて日本選手が獲得した。

 リーグ戦1位を確保した王子の山中監督は「本当に欲しかったタイトル。目標にやってきましたから」と笑顔。8年目のアジアリーグで優勝は1回あるが、リーグ戦1位は初。昨年は終盤の3連敗で逃しており「昨年の悔しさもあり皆まとまった」という。プレーオフの相手はリーグ戦で4勝2敗のハルラだが「ウチは全力でぶつかるだけ」。また今季24点目を決め得点王となった新人の久慈は「今後につながるいいゲーム。今季は納得できるプレーができた」と喜んだ。

 ▼日本製紙・佐々木監督 ウチは延長で決めないと1位になれないので、DFも点を取りに行ったが、先にやられてしまった。でもスピードもあり、次につながるゲームだった。プレーオフは早い展開から攻めるホッケーをやりたい。

 ▼最終順位 (1)王子(勝ち点)76(2)日本製紙74(3)フリーブレイズ68(4)ハルラ67(5)ハイワン51(6)アイスバックス40(7)チャイナドラゴン2

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2011年2月21日のニュース