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尾崎V!世界選手権代表第1号に決定!

40キロ付近、沿道の声援にガッツポーズで応える尾崎好美

横浜国際女子マラソン
(2月20日 横浜市山下公園発着42・195キロ)
 09年世界選手権銀メダリストの尾崎好美(29=第一生命)が2時間23分56秒の好タイムで優勝し、8月の世界選手権(韓国・大邱)代表第1号に決まった。尾崎は39キロすぎのスパートで、2位の中里麗美(22=ダイハツ)らを大きく引き離し、前身大会の08年東京国際以来2度目のマラソン制覇。女子マラソン界の“新エース”が、今夏の世界陸上、そして来年のロンドン五輪でのメダル獲得を目指す。

 両手を上げてゴールテープを切ると、尾崎は充実した笑顔をのぞかせた。優勝候補として臨んだレースで2時間23分台の好記録をマークしての完勝。「今までで一番勝ちたいと思ったレースでの優勝は自信になった」。堂々と日本女子マラソン界の新エースに名乗りを上げた。

 進化を見せつけたのは残り3キロ地点だった。当初は残り2キロからスパートを仕掛ける予定だったが、山下佐知子監督(46)の夫で元第一生命マネジャーの吉原智司氏(33)から「行け!」と声を掛けられ、一気にギアを上げた。「そこ(残り3キロ)まで、ある程度余裕を持って走れていた。スパートも練習していた」。山下監督と立てたプランは台なしとなったが、それでも苦しい終盤で格の違いをみせつけた。

 「勝つことへの意識を持つようになった。勝ちパターンをつくりたかった」。09年のベルリン世界選手権では終盤に白雪(中国)とデッドヒートを繰り広げながら41キロ付近からのスパートで突き放され、10秒差の2位。以後、終盤の競り合いを想定しながらの練習を重ね、今回は先頭集団で自らレースをコントロールしてつかんだ初めての勝利となった。

 山下監督は「高橋尚子さん、野口みずきさんは、勝つべきところで勝てた。今回は勝って当たり前の状況。勝ちにいった結果だから自信になった」と愛弟子の進化に目を細めた。8月の世界選手権の代表第1号となった尾崎は「メダルを獲るぐらいでないと五輪では戦えない。ロンドン五輪へ行くためにしっかり狙いたい」と言い切った。その目には早くも日本のエースとしての自覚が芽生えていた。

 ◆尾崎 好美(おざき・よしみ)1981年(昭56)7月1日、神奈川県生まれの29歳。相洋高から本格的に陸上を始め、00年に第一生命入り。初マラソンとなった08年3月の名古屋国際で2位。同年11月の東京国際で現在も自己最高の2時間23分30秒で初優勝。09年ベルリン世界選手権で銀メダル。女子マラソン界で期待の存在になった。1メートル55、41キロ。

[ 2011年2月21日 06:00 ]

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