いつもなら体力づくり　藤田「この３週間で感覚つかみたい」

　男子ゴルフの昨季国内ツアー賞金２位、藤田寛之が２１日、世界選手権シリーズのアクセンチュア世界マッチプレー選手権（２３日開幕・米アリゾナ州）など米国の３大会に出るため成田空港から渡米した。３月半ばに帰国し、メジャー大会のマスターズ・トーナメント（４月）に合わせ再渡米する。

　例年なら「ボールを打たず体をつくる時期」の大会。マスターズ初出場で注目される４１歳のベテランは「この３週間でゴルフの感覚をつかみたい」と、実戦での調整を狙う。マッチプレー選手権は初戦で３年前の欧州ツアー賞金王、ロベルト・カールソン（スウェーデン）と対戦することになり「強い選手と回るのは楽しみ。一日でも長くプレーしたい」と語った。