ニューヒロイン登場だ!2度目挑戦の中里2位!

[ 2011年2月21日 06:00 ]

39キロ付近、先頭を走る中里麗美

横浜国際女子マラソン

(2月20日 横浜市山下公園発着42・195キロ)
 中里が2度目のマラソンで自己記録を10分も短縮する大健闘の走りを見せた。

 「日本人で2番目には入りたいと思っていた。記録が良かったし、100点のレース」。1メートル52、35キロの小さな体で先頭集団に入ったが、最後は力の差を見せつけられ「尾崎さんのスパートは別格だった。悔しかった」と脱帽した。群馬・太田商高出の22歳。初マラソンとなった昨年3月の名古屋国際は膝を痛めた状態で12位。ダイハツの林監督が「長い距離に適応できる。失速しにくい」と見込んだ能力に磨きをかけてきた。日本陸連の沢木専務理事が「ニューヒロインが出てきた」と評した新鋭は、世界選手権代表の有力候補に残り「(次の目標は)代表に選んでいただくこと」と笑顔でアピールした。

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2011年2月21日のニュース