森田が全豪初勝利 クルム伊達は「15年ぶり」ならず

[ 2011年1月18日 11:59 ]

女子シングルス1回戦に勝利した森田あゆみ

 テニスの全豪オープン第2日は18日、メルボルン・パークでシングルス1回戦を行い、女子で40歳のクルム伊達公子(エステティックTBC)は第12シードのアグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)に4―6、6―4、5―7で競り負け、全豪での自身15年ぶりの勝利を逃した。

 世界ランキング74位の森田あゆみ(キヤノン)は同30位のアレクサンドラ・ドゥルゲル(ルーマニア)を6―4、6―4で破り、全豪初勝利を挙げた。全米2連覇中のキム・クライシュテルス(ベルギー)は元世界1位のディナラ・サフィナ(ロシア)に完勝し、第2シードのベラ・ズボナレワ(ロシア)らとともに順当に2回戦に進んだ。

 男子で42年ぶりの四大大会4連勝を狙うラファエル・ナダル(スペイン)が対戦相手の途中棄権で2回戦に進んだ。

 ▼クルム伊達公子の話 厳しい試合だった。相手のメディカルタイムアウト(治療のための中断)の後、体が冷えて動かなかった。次はこんな負け方はしたくない。

 ▼森田あゆみの話 勝ちを意識せず、自分のプレーを出し切ることに集中できた。今までの経験が生きた。シード選手に勝ててうれしい。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2011年1月18日のニュース