ジェッツ“金星”で42年ぶりSBに前進!

[ 2011年1月18日 06:00 ]

試合後、笑顔を見せるジェッツのQBサンチェス

 NFLプレーオフAFC準決勝が行われ、ジェッツが敵地フォックスボロ(マサチューセッツ州)でリーグ最高勝率(14勝2敗)を誇るペイトリオッツを28―21で破る大殊勲。QBマーク・サンチェス(24)が3TDパスをマークし、2年連続でAFC決勝に進出した。ペ軍はプレーオフでは3連敗。QBトム・ブレイディー(33)は5度のサックを浴び、最後までリズムをつかめなかった。NFCではベアーズがシーホークスに快勝。4年ぶりに決勝に勝ち残った。

 14―11で迎えた第4Qの2分、ジェッツのサンチェスはエンドゾーン左隅の最深部に飛び込んだWRホームズに絶妙のTDパスを通してチームの士気を鼓舞。昨年12月6日の対戦では3―45と大敗したが、プレーオフでは戦前の予想を完全に覆した。この日のレーティングは今季自己最高の127・3。「張り切りすぎても緊張しすぎてもだめなんだ」と、2年目の司令塔は最後まで冷静だった。コルツのマニング、ペイトリオッツのブレイディーとリーグを代表するQBに打ち勝って再びAFC決勝へ。42年ぶりのスーパーボウルは目前に迫っている。

 ▼ペイトリオッツQBブレイディー 相手の戦略の方が上回っていた。それを超えるプレーができなかった。(第1Qに被インターセプト。インターセプトなしのパス試投記録は339回でストップ)

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2011年1月18日のニュース