曽祖父は日本ラグビー始祖 慶大新監督「功績に恥じない結果を」

[ 2011年1月18日 16:57 ]

慶大ラグビー部監督に就任する田中真一氏(左)とヘッドコーチの野沢武史氏

 慶大ラグビー部は18日、日本にラグビーを伝えたとされる田中銀之助氏のひ孫でOBの田中真一氏(44)の監督就任を発表した。今季は神奈川・慶応高を率いて全国高校大会に出場した真一氏は、東京都内での記者会見で「第1列を中心にFWを強化し、覇権奪回を目指す。正々堂々と戦う」と抱負を述べた。3月に始動する。

 銀之助氏は1899年に英国人教師のクラーク氏とともに慶大にラグビー部を創設し、これが日本ラグビーの起源とされる。真一氏は「曽祖父の功績に恥じない結果を残したい」と話した。

 ヘッドコーチには慶大が最後に大学日本一になった1999年度のメンバーで、元日本代表FWの野沢武史氏(31)が就任した。「4年生が感動して卒業できるよう全力を尽くす。早稲田には絶対に勝つ」と語った。

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2011年1月18日のニュース