今季で廃部の日航バスケ NSGグループに譲渡

[ 2010年10月1日 20:03 ]

 バスケットボール女子のWリーグで今季限りで廃部となる日本航空の譲渡先に、男子バスケットボールのbjリーグの新潟アルビレックスに出資するNSGグループが決まった。1日、東京都内で両社が記者会見して発表した。

 新潟市の学校法人新潟総合学園を中心とするNSGグループは大学、専門学校、高校などを展開する。同グループの池田弘代表はbjリーグ会長やサッカーJリーグ1部(J1)アルビレックス新潟の会長を務める。
 日本航空の選手、スタッフが全員、譲渡後のチームに残るのかどうかや、雇用形態、チームの運営組織など現時点では未定。池田代表は「個人的な考えでは本拠地は新潟で、チーム名にはアルビレックスを入れたい。県民に愛されるチームにしたい」と話した。
 日本航空は経営合理化策の一環として廃部を3月に発表し、チームを引き受ける先を探していた。チームは全日本総合選手権で優勝の実績があり、世界選手権代表も輩出。現役の客室乗務員が在籍し、映画の題材にもなった。

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2010年10月1日のニュース