スキアボーネ熱闘3時間!ベスト4進出

[ 2010年10月1日 06:00 ]

シングルス準々決勝を制して大喜びする、フランチェスカ・スキアボーネ

 女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン第5日は30日、東京・有明テニスの森公園で行われ、シングルス準々決勝で全仏オープン覇者のフランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)がカイア・カネピ(エストニア)に7―5、4―6、7―5で競り勝つなど、ベスト4が出そろった。第7シードのエレーナ・デメンチェワは第2シードのベラ・ズボナレワとのロシア勢対決を制し、準決勝でスキアボーネと対戦する。第1シードのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)はアグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)が左ひざ痛で途中棄権し、ベスト4に進出。準決勝では第8シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

 3時間を超える熱戦を制したスキアボーネは最後のポイントを奪うとコート上で跳びはねて喜んだ。「積極的にポイントを取りにいき、ネットにも出られた」と笑顔で勝因を語った。今年は全仏オープンで優勝するなどクレーコートを得意とするが、最近はハードコートも苦にしなくなった。準決勝に向け「簡単に取れるポイントはない。声を出して叫んでプレーし、点を奪いにいきたい」と闘志むき出しで臨む。

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2010年10月1日のニュース