幕内力士全員集合!市民激励会を開催へ

[ 2010年10月1日 06:00 ]

 日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で理事会を開き、人気回復の策として九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)前の11月4日に福岡市内で、市民激励会を開催することを承認した。

 地元の福岡商工会議所などの要請を受けて、有力後援者で構成される維持員会が主体となって主催。福岡の相撲愛好家や財界関係者、一般ファンら約2000人を集めて、各部屋の師匠と横綱・白鵬、大関・魁皇ら幕内力士全員が参加する。これまで場所前には、部屋単位での激励会が開催されていたが、幕内全力士を集めての激励会は初の試みとなる。

 賭博問題が一段落して正常開催となった秋場所は観客動員も伸び悩み、テレビの視聴率も低迷した。二所ノ関広報部長(元関脇・金剛)は「これを機に、入場券を買っていただけるとうれしい」と期待を寄せ、福岡商工会議所の担当者も「お客さんの入りも多くないので、いろいろやっていかないといけない。来年以降も継続して行いたい」と話した。

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2010年10月1日のニュース