力士のセカンドキャリア相談室が設置へ

[ 2010年10月1日 06:00 ]

<相撲教習所・卒業式>式典終了後、卒業生たちと記念写真に納まる(前2列目左から)中村親方、貴乃花親方、出羽海親方、放駒理事長、武蔵川・教習所長

 1日から「暴力団等排除対策委員会事務局」が両国国技館内に設置されることになった。

 常時1人の協会職員が在勤し、3~4人の警察OBが非常勤として詰める。相撲協会は8月に「暴力団等排除宣言」を行い、反社会的勢力とのかかわりの断絶を目指している。二所ノ関広報部長は「(反社会的勢力と)トラブルがあった場合の窓口としたい」と説明した。また力士のセカンドキャリア支援を目的とした「自立・就職支援相談室」が設置されることも決まった。

 ≪相撲教習所で卒業式≫相撲教習所の卒業式が行われ、今年初場所に初土俵を踏んだ第314期生と、春場所でデビューした第315期生が卒業証書を手にした。式には放駒理事長(元大関・魁傑)や文部科学省の布村幸彦スポーツ・青少年局長らが出席。武蔵川教習所長は「これからも礼儀作法などを正しくしていってください」などと祝辞を述べた。

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2010年10月1日のニュース