豪快塩まきで人気…元幕内北桜、小野川親方が断髪式

[ 2010年10月1日 18:56 ]

 大相撲の元幕内北桜で3月の春場所前に現役を引退した小野川親方(38)=本名向英俊、広島県出身、北の湖部屋=の断髪式が1日、東京都内のホテルで開かれ、同郷でプロ野球の元広島監督の山本浩二氏ら約230人がはさみを入れ、最後は師匠の北の湖親方(元横綱)が大銀杏を切り落とした。

 弟の幕内豊桜(陸奥部屋)や両親にもはさみを入れられた小野川親方は「一人一人の思いが伝わってきた。これからも現役として土俵に上がるつもりで力士を指導したい」と涙ながらに話した。
 小野川親方は1987年春場所初土俵。右四つからの寄りで幕内に12場所在位するとともに、豪快な塩まきと誠実な土俵態度で人気を呼んだ。

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2010年10月1日のニュース