上原パット好調!7年前と同じいい流れ

[ 2010年10月1日 06:00 ]

 【日本女子オープン第1日】上原は好調なパッティングがスコアをけん引した。

 インスタートの10番はボギーとつまずいたが、12番で7メートル、18番で8メートルを沈めるなど5バーディーを奪った。今大会はルーキーだった03年に3位に入ったのが最高位。その時は最終ホールでバーディーを逃してプレーオフに進めなかっただけに、「チャンスを逃したという気持ちがあるのでリベンジしたい。あの時もパットが凄く良かった」と7年前と同じいい流れを感じていた。

 ≪有村2打差4位≫初のメジャー制覇を狙う有村が2打差の4位と好位置につけた。「アイアンがよくピンに絡んだ」と好調なアイアンショットでチャンスを量産。6バーディーのうち、パー3で奪ったバーディーが3つもあった。「ラフに入る危険性が(1、2打目と)2回もあるので、ここではパー5はチャンスじゃない。むしろパー3の方が怖さがない」と逆転の発想でスコアを伸ばした。

 ▼4位・不動裕理 100ヤード以内の距離感が良くてパーを拾い続けた1日だった。ラフに入るし、雨は降るしで、他の選手を気にする余裕はなかった。(約4年ぶりとなる宮里との予選ラウンド同組で好発進)
 ▼16位・横峯さくら 初日としてはまずまず。パットがひっかかるのを修正したい。(パッティングに苦しんで3バーディー、4ボギーの73)
 ▼27位・上田桃子 フェアウエーをとらえられずにリズムに乗れなかった。アプローチは良かったので少しずつ伸ばしていきたい。(雨脚の強まった終盤の17、18番で連続ボギー)

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2010年10月1日のニュース