藍ちゃんノってきた「もっと風よ、吹け」

[ 2008年10月12日 06:00 ]

 USLPGAツアーのロングズドラッグズ・チャレンジ第2日は10日、カリフォルニア州ダンビルのブラックホークCC(6212ヤード、パー72)で行われ、宮里藍(23=サントリー)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算1アンダーの143で前日の40位から19位に浮上した。インスタートの宮里はショット、パットともに安定。18番でバーディーを沈めて勢いに乗り、後半の5、6番でも連続バーディーを奪った。首位は通算8アンダー、136の金寅敬(韓国)。ロレーナ・オチョア(メキシコ)が68をマークし、2打差の3位につけた。

 宮里が得意の粘りを見せた。グリーン上でも影響を受けるほどの強風に、なかなかバーディーパットが入らない我慢のラウンド。しかし、18番パー4で池越えの第2打を5メートルにつけ、この日初のバーディーを奪うと力強いガッツポーズ。「前半はパットが少し強かったので少し弱めに打った」という後半、5、6番でともに4メートルを沈めて連続バーディーを奪い、スコアを伸ばした。「最低イーブンで回ると順位が上げられると思っていた中で、スコアを伸ばせたのは大きい」と笑顔。首位と7打差も「まだ上位に食い込むチャンスがある。あしたも、もっと風が吹いてほしい」と決勝ラウンドでの巻き返しを誓った。

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2008年10月12日のニュース