北京五輪男子73キロ級の金丸が現役引退

[ 2008年10月12日 20:53 ]

 北京五輪柔道男子73キロ級代表の金丸雄介(了徳寺学園職)が12日、現役引退を表明した。今後は了徳寺学園のコーチを務める。全日本学生体重別選手権の観戦に訪れた日本武道館で「すべてを出し切った。もうトップを目指す状態にはなれない」と語った。

 金丸は切れのある背負い投げを武器に世界選手権は2001年のミュンヘン大会で2位、昨年のリオデジャネイロ大会では3位となった。北京五輪は初戦で左肩を脱臼して7位にとどまった。

 後進の指導に向けて「選手は勝手に育っていくもの。そのサポートができればいい」と話した。

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2008年10月12日のニュース