競泳選手は真剣です「水着テスト大会」

[ 2008年6月5日 20:08 ]

ミズノ社製の改良品の水着を着て練習に臨んだ女子平泳ぎの種田恵

 競泳水着の開発が注目される中、競泳のジャパンオープン2008が6日、東京辰巳国際水泳場で開幕する。北京五輪代表選手にとって、国内3社の改良品や日本水連が10日に着用を容認することが確実な英スピード社のレーザー・レーサー(LR)を試す最後の実戦。5日は代表選手がさまざまな水着で泳いだ。

 男子背泳ぎの宮下純一(ホリプロ)や女子個人メドレーの藤野舞子(FBインター)はLRを着た。ミズノの改良品を試した女子平泳ぎの種田恵(JSS長岡)は、以前試着したLRについて「浮いているのがよく分かる。試してみたい」と話した。北島康介(日本コカ・コーラ)は会場で練習しなかった。
 国内3社のほかスピード、アディダス、山本化学工業が、水着サンプルを代表選手だけに貸し出す場所も設けられた。
 デサント水着着用を明言した女子自由形の柴田亜衣(チームアリーナ)を教える田中孝夫コーチは「コーチとしては選手を速く泳がせたい。最後は僕がひっくり返してもいい」と、翻意させる可能性を示唆した。

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2008年6月5日のニュース