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また沈黙…無得点の鹿島は今季初連敗 鈴木優磨「質を上げる必要ある」佐野海舟「継続して焦らずやるべき」

[ 2024年4月7日 22:13 ]

明治安田J1リーグ第7節   FC東京2―0鹿島 ( 2024年4月7日    国立 )

<FC東京・鹿島>前半、競り合う鹿島・鈴木(撮影・西海健太郎)
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 鹿島は2試合連続の無得点に終わり、今季初の連敗を喫した。前半は狙い通りの形でゴールに迫る場面もあったが、後半10分に先制点を与えるとペースダウン。終了間際に追加点も許し、後味の悪い試合になった。

 ポポヴィッチ監督は「こういう拮抗(きっこう)した試合は、どちらがチャンスを生かすかが大きく響いてくる」と先制点を勝負の分かれ目に挙げた。1失点目は自陣右でクロスを上げられ、守備陣の中途半端な対応からFW仲川輝人に頭で決められた。FW鈴木優磨は「調子のいいチームはああやって点を取れる。そこの差は出たかなと思う」とこぼした。

 攻撃陣は2試合連続の沈黙。この3連戦は3月30日の磐田戦で鈴木がPKで決めた1点のみと、流れの中からゴールを奪えなかった。指揮官は「狙い、イメージはいいものがあるが、最後の質が伴わなければゴールにならない」と話し、鈴木も「最後のパスと最後のシュートが良くないと点は入らない。その質は俺も含めて1人1人上げる必要がある」と指摘した。

 3勝1分け3敗と勝敗は五分になり、次戦13日はホームに京都を迎える。MF佐野海舟は「点を取れるようになったら波に乗れる。点が取れていなくても、継続して焦らずやるべきだと思う」と前を向いていた。

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